ヤクルト・今浪選手が病気のため引退 橋本病とは?

 

先日、ヤクルトスワローズの今浪隆博選手が引退を表明しました。

原因は持病の、甲状腺の病気である「橋本病」が悪化したためです。正式な病名は慢性甲状腺炎

去年から今浪選手が病気のため戦線リタイアしたのは知っていましたが、まさか選手生命にかかわるほどだったとも思いませんでした。

 

今浪選手はスター選手ではなかったかもしれませんが、内野各ポジションが守れて、チャンスにも強い、スワローズには欠かせない選手でした。

今年のスワローズ内野のダメっぷりをみてると、もし今浪選手がいれば…と思ったものです。

まだ33歳と、引退にはまだ早すぎる今浪選手を決断させた橋本病とはいったいどんな病気でしょうか?

あまり聞きなれない病名でしたので、詳しく調べてみました。

 

慢性甲状腺炎(橋本病)とは?

 

慢性甲状腺炎は1912年に医師の橋本策先生が発見した病気です。その名前にちなんで別名・橋本病ともいいます。

甲状腺は、喉ぼとけの下あたりにあり、ホルモンを分泌して、新陳代謝を促進する役割をもっています。

橋本病にかかると、ホルモンの分泌が少なくなり、様々な症状を引き起こします。

病名に「慢性」とあるように、いきなり甲状腺に異常がくるわけではなく、何年かかかってゆっくりおこる炎症です。

 

橋本病にかかっても、いきなりどうこうなるわけではないようです。

甲状腺は予備能力が大きめな臓器なので、多少破壊されてもホルモンを作る能力は低下しないようです。

しかし、年数が経ち、破壊が進むと、甲状腺機能低下症という病気につながります。甲状腺機能低下症の原因のほとんどが橋本病だといわれています。

まだ橋本病になった時点では、自覚症状はなく、治療の必要もないようです。

甲状腺機能が正常のうちは特に治療はせず、甲状腺機能低下症になった時は、甲状腺ホルモンを投与するそうです。

 

橋本病の症状

 

橋本病が原因で、甲状腺機能低下症にかかってしまった場合はどういった症状があるのでしょうか。

・低体温

・疲れやすい 無気力

・物忘れ ボーッとする

・息切れ

・食欲低下

・うつ

・筋力低下

 

甲状腺が破壊されて、必要量のホルモンを作れないため、新陳代謝が悪くなって様々な影響が出るようです。

外観では、首が太くなったり、顔がむくんだり、舌が太くなることがあります。

こんなに影響があったら、とてもプロ野球で戦えそうにないですね。

 

今浪選手の病気はかなり重症?

 

今浪選手は去年に橋本病を発症して戦線離脱をしています。

その時の症状をインタビューからまとめると、

・何もしたくない、人に会いたくない、うつに似た症状

・倦怠感で風邪かと思って体温を計ったら35度台だった

・立つのがつらい

・自分の年齢を間違える(記憶障害)

橋本病の症状はうつ病と間違われる時もあるほど似ているそうです。

 

引退を発表した時、今浪選手は現在の病状について多くは語りませんでしたが、去年の時点で既に症状は重かったと推測できます。

「医師が診ると正常だけど、僕自身、正常じゃない感じが明らかにあった。(病名は)甲状腺機能低下症、橋本病。今の体ではプロで戦えない」

今浪選手のインタビューより

 

橋本病は治療していれば、安定な状態をキープできるようですが、プロ野球の世界で活躍できるほど回復するのは難しいということでしょうか。

 

今浪選手、お疲れさまでした

 

ヤクルトスワローズに在籍したのは4年間と長くはありませんでしたが、勝負強いバッティングとどこでも守れる安定感のある守備で、2015年の優勝には欠かせない選手でした。

きっとまだまだプロ野球で活躍したかったと思います。病気で引退なんて無念だったことでしょう。

しかし、引退発表の時に、「区切りがついてすっきりしている」と語ったように、人生はこれからも続きますし、色んなことを楽しんでほしいですね。

ヤクルトファンとしてはぜひスワローズに関わる仕事をしてほしいです。日ハムファンの方ごめんなさい!

今浪選手、ヤクルトスワローズに来てくれてありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

関連記事

アルマーニ制服

泰明小学校にアルマーニ導入は値段が高すぎ!学生に対する嫌がらせも発生?