思いつきで行動を始めて、でも長く続かない。
「継続は力なり」とはよく言ったもので、続けることで上手くなることはたくさんあります。
しかし、どうせ長く続かないだろうな、と決めつけて、行動をしないことが多いです。
大成功はできなくても、行動をするだけで人間は成長します。
なぜならば、たとえ長く続かなくても手に入るもの(知識・経験)があるからです。
なんでもかんでもプロレベルまで詳しくなる必要もなくて、その分野の入門だけでも学べば、違う分野で活かせることもあるのです。
私はブログを書き始めて2か月位になりますが、アクセスは多くありません。
それでもこの2か月の間で、たくさんの知識や経験を手にいれることができました。
この記事では、私がブログを始めたことによって得たものを例に、始めることの大切さを伝えたいと思います。
新しいことを始めるのが苦手な人、色々考えすぎて新しいことを始められない人に読んで頂いて、キッカケになればと思います。
目次
新しいことを始められない理由
・私には無理
・興味はあるけどできる気がしない
・むいてない
色々言い回しはあるけど、同じことを言っています。
自分にはできないと思い込んでしまって、本当はやりたいのにやらない人はどんなに多いことか。
たとえば、30歳で目が悪い私がこれからパイロットになりたいといって、パイロットになるための勉強を始めるのは確かに無理です。物理的に無理です。目が悪いと資格が取れませんので。
しかし、本当はやろうと思えばチャンスはあるのに、できないと最初から決めつけてしまっていることが多いです。
なぜそうなるのかといえば、
「今は」できない=できない
と勝手に脳内変換していることに気づいてないからです。
ほとんどの場合はこれのせい。
勉強しないとできるようになるわけないのに、勉強してない自分を見て判断して、できないと思い込む。
最初からできたことなんてあったでしょうか?
今やっている仕事では、1年目は何もわからなかったのではなかったか?
今やってるスポーツでは、最初からルールを知っていたのだろうか?
車の運転は?
日本語は?
最初は何もできなかったはずです。
やり続ければ、いつかは上手くなる、出来るようになる。
やり続けるためには、できるようになるためには、まず始めなければならないのです。
できるようになるためには続けなければならない。
続けるためには始めなければならない。
始めないと始まらないのです。
何かに興味を持った時、できないと思ったら、それは、「今」できないだけなのか、それとも物理的に不可能なのかをよく考えてください。
どうしたらできるようになるのかを考えられる人が行動力のある人です。
ブログを始めてから知ったこと
もしブログを始めていなかったら知らなかったであろうことがたくさんありました。
その中で、本業やこれからの生き方などに絶対役に立つと思えることも。
初心者の域をまだ出ていなくても、得たものは確実にあり、知らない世界を覗きみたことで、考え方の幅が広がったと思います。
ブログを始めていなかったら、知ることはなかったであろう知識をいくつか紹介します。
プロブロガー、アフィリエイターの存在
サイトに広告を貼って収入を得ている人がこんなにいるとは知りませんでした。
参入が簡単で、儲けを出すことが難しいことも。
真剣に取り組めば仕事になりえることも。
ブログそのものは10年前から流行っていましたので、存在はもちろん知っていましたが、記事を外注してサイト運営する人がいるなんて、想像もしていませんでした。
知ってしまえば、ぜんぜん不思議なことではないのですが、深く考えないと目の前にあっても気づかないことがたくさんある、という良い例でした。
情報を提供するかわりに広告で収入を得ていたなんて。
よくよく考えてみれば、みんながみんな無償で良いサイトを作る暇なんてないこと位は気づきそうですが、仕組みを知るまではわからなかった。
また、「ブロガー」と「アフィリエイター」は根本的に違うことや、両方を取り入れて結果を出している人もいること。
やり方は様々で、正解はあってないようなもの、ないようであるもの。
まだ正解にたどり着いていないのでこのあたりは想像ですが。
サイト運営のために必要なもの
例でいえば、グーグルアナリティクスやサーチコンソール、キーワードプランナーなど。
ブログやってなかったら一生知ることはなかったです。
プロなら知っていて当たり前なことでも、この業界にいなければまったく知ることはなかったでしょう。
また、サイトを作るためにはHTMLやCSSなどを勉強しないといけないと思い込んでいたけど、コピペで最低限対応できることも、ブログを始めてから知りました。
真剣にやればやるほど、調べれば調べるほど色んな知識を知り、知らない世界に出会える。
ブログに限ったことではなく、何事もとりあえず始めてみることで、勝手にある程度のレベルまでは成長できると思います。
文章の書き方
オール外注でもしないかぎり、自分で文章を書かねばなりません。
自然と文章の書き方を勉強することになります。
もちろん本業のジャンルにもよるけど、人に読ませる長い文章を書く機会ってなかなかないと思います。
最後まで読んでもらうための文章。
伝えたいことを分かりやすく伝える文章。
そもそも日本語としておかしくない文章。
頭の中で考えていることを文章にするのは本当に難しい。
知識と経験がないため、本を買って勉強したり、プロの文章を読んで真似したり。
でも正解がわからなかったり(笑)
導入文があって、見出しがあってなどの基本的なルールから、スマホで読まれる時を意識した改行などのテクニックまで、みんなちゃんとした意味があって、読まれる文章はポイントをちゃんと押さえて書かれている。
自分がやろうとして初めてその難しさを知りました。
「今の」私は良い文章を書けないけど、「2か月前の」私は導入文の存在すら知らなかった。
「半年後の」私はもっとまともな文章が書けるかもしれない。
できるようになることを楽しみにして、これからもっと勉強していきたいです。
その他もろもろ
グーグルアドセンスの貼り方や無料画像サイトの存在など、手にいれた知識はたくさん。
アフィリエイトをやる上で、売るためにマーケティング関連の本も読みました。
今後アフィリエイトをやめるとしても絶対役にたつ知識でした。
また、ブログネタを探すために、日々の生活の中で、色んなことについて深く考えるくせがつきました。
なんでこれはこうなんだろう?誰がなんのためにやっているんだろう?もっと良いやり方はないかな?
昔よりはるかに頭を使ってる気がします。
思えばツイッターを始めたのもブログがキッカケでした。
ツイッターのおかげで自分と違う環境で生きている人たちの考え方を知ることができて、自分だけの世界がいかに狭いかを思い知らされました。
途中で挫折しても、残るものは必ずある
もちろん成功するまで続けられたら最高です。
しかし、途中で挫折しても、残るものは必ずあります。
上の例で出した、ブログを始めてから知ったことは、ブログをやめたとしてもいつか役にたつかもしれません。
マーケティングの勉強をしたことや、文章の書き方を工夫したことは、違う仕事をした時にはなんらかの形で生きると思います。
なので、やるからにはプロになる位頑張る、のは大事なことですが、途中でやめたとしてもそれはそれで良いのです。
色んなことに興味を持ち、入門レベルでも、知っているのと知らないのでは大きな差があります。
逆にいえば、100をMAXだとして、50を知るまでにかかる時間はそんな必要ないが、50を80にしたり、80を100に近づけるためには相当な時間が必要です。
生涯の仕事は100に近づくために日々努力し、興味をもったことはとりあえず50を知るために始める。
もっと時間をかける価値があるのか、やり続けたいかの答えを出すのは、とりあえずやってみてからで良いと思います。
興味をもったら、先をあまり意識しすぎずに、とにかく始めてみましょう!