「炭酸飲料で歯が溶ける」は本当?

 

コーラを飲むと歯が溶けるよ!!とよく言われますよね。

健康に良くはないんだろうなと思いつつも、私は炭酸飲料をガンガン飲んでいます。でもさすがに歯がなくなるのなら話は別。

炭酸飲料(特にコーラ)は健康志向の高い人から何かと目の敵にされていますが、実際のところ、歯に対してどういった影響があるのでしょうか?

モヤモヤを解消して、気持ちよくコーラを楽しむためにも、「炭酸飲料を飲むと歯が溶ける疑惑」について調べてみました。

歯以外にも色々悪口を言われている炭酸飲料ですが、この記事では「歯への影響」にフォーカスしていきたいと思います。

 

炭酸飲料で歯が溶ける、は正確ではない

 

結論からいいますと、

「炭酸飲料で歯が溶ける」という情報は正確ではありません。歯が溶ける一因にはなりえるが、といったところです。

 

「歯が溶ける」というのは、歯の表面にあるエナメル質が溶けることを指しています。

炭酸飲料などに含まれる酸の影響でエナメル質が溶けると、酸触歯(さんしょくし)という病気になります。

酸触歯は、歯の表面にあるエナメル質がなくなった状態のことで、知覚過敏(歯にしみる)や色落ち、ひどくなると歯のひび割れといった症状が出ます。

エナメル質は非常に硬い物質で、水晶と同じ位の強度をもっています。余談ですが、人間の体で、触れられる部分では歯が一番硬いです。

 

以上の流れをふまえると、

炭酸飲料(酸を含む)を飲む

エナメル質がなくなる

酸触歯になる

歯がガタガタになる

 

この一連の流れを、「炭酸飲料を飲むと歯が溶けるよ!」と表現されているようです。

 

酸触歯の原因は酸性の食品にあり

 

酸触歯の原因はエナメル質がなくなることにあります。

そして、エナメル質が失われる原因は酸性の食品にあります。決して炭酸飲料だけが原因ではないのです。

では、酸性の食品は実際にどんなものがあるかを見てみましょう。

 

食品が「酸性」・「中性」・「アルカリ性」のどれに属するかを判断するにはpH(ペーハー)という数値を使います。

pH7.0より低いものは酸性であり、pH5.5以下でエナメル質が溶けだすといわれています。すべての食品にpH値がつけられています。

酸性=pH7.0以下 中性=pH7.0~14 アルカリ性=pH14以上

まずは、飲料のpHを見てみましょう。

飲料 pH
コーラ 2.2
オレンジジュース 3.0
サイダー 3.4
スポーツドリンク 3.5
野菜ジュース 4.0
トマトジュース 5.0
紅茶 5.5
ウーロン茶 6.0
缶コーヒー 6.2
日本茶 6.5
天然水 7.0

 

コーラが歯に悪いといわれるゆえんは、このpH値の低さだったんですね。

しかし意外なことに、オレンジジュースや野菜ジュースなども酸性の飲み物です。

 

では、次は食べ物のpH値を見てみましょう。

レモン 2.0
梅干し 2.0
りんご 3.0
ヨーグルト 4.0
白米 4.0
バナナ 5.0
5.0
6.0
ほうれん草 10.0
こんにゃく 12.0

いかにも酸っぱそうなレモンと梅干がコーラを超える数値です。ただ、コーラと比べると摂取量が違うので、あまり問題視されないのでしょう。

 

炭酸飲料で歯が溶けるのは歯に付着するため

 

各食品のpH値についてみてきました。

レモンや梅干しなどに比べて、コーラなどの炭酸飲料ばかり悪く言われるのはなぜでしょうか?

それは、炭酸飲料が歯の表面に残りやすいためです。

歯(エナメル質)が溶けるのは、酸が歯に付着してしまうからであり、コーラを飲んだあと歯がネバネバする感覚があるように、炭酸飲料が歯に付着してしまうのです。

そのため、他の食品に比べて、歯に悪い影響(酸化)を与えやすいです。

 

歯が溶けない炭酸飲料の飲み方

 

炭酸飲料に含まれている酸が歯(エナメル質)に悪い影響を与えていることがわかりました。

しかし、簡単な対策をすれば、歯に影響を与えずに炭酸飲料を飲むことは可能です。

 

ストローで炭酸飲料を飲む

 

炭酸飲料やジュースを飲む時に、ストローを使う人とそうではない人がいると思いますが、炭酸飲料を飲む時は、ストローを使用したほうが良いです。

ストローで飲めば、歯に炭酸飲料があまり触れずに済むからです。歯の裏側に当たってしまうことはありますが、歯への影響を小さくできます。

口の中に溜めたり、チビチビ飲むのが一番よくないので、間違ってもコーラでうがいはしないでください。

 

炭酸飲料を飲んだ後に水を飲む

 

炭酸飲料を飲んだ後は、水かお茶を飲むようにしましょう。うがいをするイメージですね。

そうすれば口の中が酸性から中性に戻りますので、酸でエナメル質が溶けることはありません。

また、唾液は中性なので、ガムを噛んで唾液を増やすのも有効です。

 

寝る前に炭酸飲料を飲まない

 

寝る前に炭酸飲料を飲んでしまうと、歯に酸が付着して、寝ている間に面白いことをしてくれます。

寝ている間は唾液が少ないので、中和が難しいです。

そのため、寝る前に炭酸飲料を飲むのはできるだけ控えましょう

どうしても飲んでしまう場合は、その後にお茶でも飲んで中和させれば大丈夫です。

 

まとめ 歯が溶けないように炭酸飲料を飲むことはできる

 

コーラをはじめとする炭酸飲料が歯(エナメル質)に対して悪影響があることがわかりました。

しかし、飲み方や飲む時間帯を工夫することで、歯を守りつつ炭酸飲料を楽しむことができます

水の代わりに炭酸飲料を飲んでいたらダメかもしれませんが、たしなむ程度ならどうこうなる問題ではありません。

さぁ、今日もコカ・コーラ社の売上に貢献しましょう(^^)/

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